同人ゲームサークルはいぺりよん スタッフブログ

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第2回:サークルメンバーという胡散臭い存在

マザーファッカー!J( ‘ー`)し

 

前回の売上分配の話にも共通するのですが、

「サークルメンバー」ってなんなんでしょうか?(哲学)

 

おそらく、ゲームサークルさんのWEBサイトを見ていると、

8割はそこにメンバー紹介というページがあることをご覧いただけると思います。

当サークルにも「おむつについて」というお仕事募集ページがあったりします。暇な人は探してみてください。

 

ですが、仕事を募集する、などの目的があるものは別に問題はないと思います。

それに当サークルは俺のワンマンサークルですので、俺がこのサイトで何をしようが勝手なんです(暴君)

 

ではサークルサイト内でメンバー募集ページがあるものは、お仕事を募集しているのでしょうか?

ん? サークルで作ってるゲームはどこに行ったんですか?

 

まあ、手が早くてゲームを作りながら別の作業も出来る器用な方もいらっしゃるのかもしれませんが、

そういったページに載っているスタッフさん全員が全員そういうわけではないでしょう。

 

サークルが個人の仕事のことまで気にしてあげるのは、おおいに結構です。

でも、それだとゲームサークルとしての説得力も欠けちゃいますし、

仕事を頼む側も、サークルの作業が忙しいって言われないかな?と、頼みにくいのではないでしょうか。

メンバーの仕事をサークルが協力してあげるくらいなら、

仕事をする必要がないくらいしっかりとメンバーに報酬を払ってあげましょう。

報酬が払えないからメンバー紹介で仕事を募集してあげるね、

あとは自分で適当に稼いでね、は恩を着せただけの投げっぱなしに過ぎないですよね。

 

まあメンバー募集ってお仕事の募集だけじゃないと思います。

というよりもそれが目的なのは一握りなのではないかと。

だって、どのサイトを見ても、メンバー募集のページを見たら、

 

>趣味はバス釣りと作曲と読書(ミステリ、SF、ホラーが好物)と頬の毛を抜くこと。麻雀は捨てた。

 

みたいなどうでもいいこと書いてるんですよ。

そんなん仕事関係あらへんがな、みたいな。

あ、趣味一緒や、仕事たのも、なんてあり得ないですからね。

 

まだバンドのメンバー紹介ならいいですよ。

ライブでもボーカルが名前紹介しながらソロやったりしますし。

ファンが

「きゃー!○○さんってマルメンライト吸ってるんだー! 私もそれに変えるー!」

みたいな楽しむ余地も残ってますし。

ですが、有名クリエイターならともかく、同人でしこしこエロゲー作ってる脂ぎったおっさんのプロフィール見た所で誰が喜ぶんですか。

タバコも被ってたら替えたくなるわ、みたいな。

 

そんな感じで、ユーザーさんの自己満足に繋がるならともかく、

無名クリエイターの自己満足の紹介なんて意味のないものだと思うんですよね。

 

前回、売上分配というもののリスクについてお話しましたが、

 

会社ではない以上、

サークルメンバー=固定給

ではありません。

 

そのかわり、

サークルメンバー=売上分配

という形式が取られることが多い。

 

ということは、売上分配をしない、そもそも売上分配そのものが怪しい、となると、

サークルメンバーという概念自体が薄れてしまうことになります。

サークルメンバーには書類も必要ないし、いうなればその価値と存在は肩書だけによって守られているものです。

結婚(社員)しているか、付き合っている(サークルメンバー)か、の違いみたいな感じで、

家に金も入れない(固定給もくれない)、結婚する気配もない(企業化もしない)、

そら、

「私たちって、付き合ってるんだよね?」

と不安にもなるわけですね。

 

うーん、こういう形式ばったことに価値を感じられないのは俺だけなんでしょうかね?

 

というわけで今日はこの辺で。

次回は……どうしようかな。

 

では今日の立ち絵公開は七曲三姉妹次女の七曲柊ちゃんです。

【覚の棲む村】線画_柊

 

「一つ家に遊女も寝たり萩と月」

ですね。

 

――閉幕(カーテン・フォール)。

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