全国一億二千万のお兄ちゃんへ贈る双子妹純愛AVG『S.I.S.T.A.R.S:KISS OF TRINITY』 シスタァズトーク第4回

 

想瑠

「何のナンなんだよ!?」

瑠那

「……え?」

想瑠

「ダジャレだよ。面白いだろ」

瑠那

「一瞬何の事だかわからなかったよ!?」

想瑠

「なんのこと……ぷっ……ぷはははっ、あははははははっ!

面白い! 面白いよそれ!! やるじゃないかるなちー!」

瑠那

「いや別にダジャレ言ったわけじゃないからね!?

しかも面白くないし!」

想瑠

「ええ……“なん”が3回出てきたよ? 最高じゃん」

瑠那

「それ以前に言葉として成り立たないよ!?

ナンはナンじゃん。何の?って聞いた後の返答が予想できないし」

想瑠

「ち、致命的な事を言ってくれたな。

それはアレだぞ。テーマパークで、ネズミの中には童貞が入っ――」

瑠那

「しーっ!! その辺は、想瑠にゃん!

だめ! しかも! 下ネタは! だめ!」

想瑠

「はい。じゃぁもう一個ダジャレいきまーす」

瑠那

「いやあのっ」

想瑠

「ナンはナンでも、食べられないものナーンだ!」

瑠那

「……? え、それはボクに聞いてるの?」

想瑠

「いや、問いただしてるんだよ。

ナンはナンでも、食べられないものなんだ。って」

瑠那

「う、うん……そ、そう……なんだ……」

想瑠

「早く本題に入れよ」

瑠那

「言うと思いましたよ!?

はい、という事でー今回は――」

想瑠

「人気投票についてのお知らせです」

瑠那

「はい。人気投票という事でですね……」

想瑠

「なんだ、突っ込まないのか……」

瑠那

「だって4回目だもの。さすがのボクでも慣れますよ」

想瑠

「……むぅー」

瑠那

「あれ? もしかして想瑠にゃん、拗ねてます?」

想瑠

「ふ、ふん、私の事はほっといてさっさと進行したらどうだね」

瑠那

「もぉー、ボクが悪かったから想瑠にゃんってば機嫌悪くしないでっ!

可愛いなぁ……もう☆

おりゃおりゃ、なでなでしちゃうぞー! えいえいっ!」

想瑠

「本題戻れよ」

瑠那

「はぅっ!?

うぅ……なんだろうこの、泳いでも居ないプールから

上がらされる感覚は……」

想瑠

「まあ、トップページを見てくれた人はわかると思うけど、私達2人の人気投票が始まってるんだよね」

瑠那

「うんうん! 1クリックで投票できるから、

気軽に投票して欲しいんだよね!」

想瑠

「投票とかいいつつ……これ……さ、何回もクリックできるんだけど……
ちょっと試しに私に10回ぐらい入れておいた」

瑠那

「わ、わわわっ! それは出来れば隠しておきたい設定なんだけど……。
ほら、ボクら2人じゃない?」

想瑠

「なるほど。最初から決戦投票ってことだ!!
どこかでは365人の妹で選挙してたから、こっちは2人だぜ! と?」

瑠那

「いや、バッティングしたわけではないんだけどね! ね! けど、ね!

とにかく、シストリのHPを見に来てくれたお兄ちゃん達には

是非1票入れていって欲しいですにゃ!」

想瑠

「気分によって変えてくれてもいいね。

今日は瑠那に3、想瑠に1万だな、とか」

瑠那

「出来ればサーバーが落ちるような事だけは

ご遠慮頂けるとボクら助かります……」

想瑠

「で、勝った方には何か特典あるの? まいう棒買い占める権利とか?」

瑠那

「ボクは想瑠にゃんからバレンタイン貰いましたので、

大丈夫でーす。(第三回参照)

特典はまだ明かせないんだケド……勝った方にはちゃんとあるよ!」

想瑠

「なんだっけ、五条さんだっけ」

瑠那

「想瑠にゃん、言いたい事はわかるけどその話題はやめとこう。ね?」

想瑠

「はい。

まぁ、ただ投票するだけじゃなくて、

ちゃんと投票した後何かあるなら楽しみだね」

瑠那

「うんうん!!

で、突っ込んで良いのかわからないけど……

想瑠にゃんのポスターってさ……何?」

想瑠

「ん? おお、それな、結局色々用意したんだけど、

良いのが決まらなかったから、

トップページでなんとランダム表示されるんだぜ!」

瑠那

「まともなやつないじゃん!

遺影とかに投票する人微妙な気持ちになるって!」

想瑠

「いいじゃん。不謹慎ながら不覚にも……! っていう前衛芸術だよ」

瑠那

「この落書きのどこが芸術なんですか……」

想瑠

「ええ!? 君も教科書に落書きするっしょ?

んで上手くできたらニヤニヤすんの。
肖像画が並んでたりすると、相関図書いちゃってな。

偉人(♂)達のカップリング妄想したりしない?

“西郷は受けで木戸は攻めで……坂本は撮影!”みたいなさ!」

瑠那

「撮影はエグすぎるよ! 確かに落書きはしたけど……」

想瑠

「あとはアレな、地図帳でエロい地名を見つけたら

とりあえず蛍光ペンだよな。

ほら、沖縄にある湖のさ……」

瑠那

「想瑠にゃん、それ長くなります?」

想瑠

「いや全然。

さて、頑張って伝えたんだから私の自慢話を聞いてくれよ」

瑠那

「終盤どうでもいい話だったじゃん! で、どうしたの?」

想瑠

「昨日3回転目で確変突入したよ。

3連目で8Rボーナス入って、終わりかなって思ったんだけど、

そこから突発で昇格して、そのあと暴走入った」

瑠那

「パチンコかよっ!

そ、それは例の“コンプライアンス”的には大丈夫なの?」

想瑠

「ん? ああ、ちゃんと性交渉を行うキャラクターは

18歳以上っていうルールがあってだな」

瑠那

「お店に入っちゃダメとかじゃなくて!

ほら、キャラクターイメージだよ! 人気投票もあるし!」

想瑠

「だから君はあざといって言われるんだよ。

いいんだぜ、君の黒歴史をばらしてやってもな!」

瑠那

「だからそれはやーめーてー!!

人気投票とか関係なくて恥ずかしいのっ!!」

想瑠

「そう? 可愛いと思うけどな、ハンドルネームが『runa†nyan』

だった時代の君も嫌いじゃなくてだな……」

瑠那

「きゃー! きゃー! はぁーずかしーいかーらぁーやーめぇーてぇー!」

想瑠

「02年8月5日のブログエントリーが面白いな。

タイトルはお兄ちゃん! どいて! そいつ! ころせな――」

瑠那

「ダメーッ!!! うぅ……そういうイジメは嫌いだよぉ……」

想瑠

「ごめんてごめんて。で、今のハンドルネームはなんでしたっけ?」

瑠那

「.38ラウンドノーズです」

想瑠

「それも君のコンプライアンス的にはどうなんだ……?

と、まぁこんなダメな妹達ですが、それでも良いぜ!

っていう兄さんは、トップページからポチポチ投票してほしいな」

瑠那

「お、想瑠にゃんが見てる人にデレてる……珍しい……」

想瑠

「たまには悪くないだろう。ってね」

瑠那

「いぇい!」