2015年6月 のアーカイブ

ラインの話

2015年6月6日 土曜日

マザーファッカー!J( ‘ー`)し

お久しぶりでした。
釣りにはぼちぼち行ってます。
主に琵琶湖ですがコミティア前々日などは野尻湖などにも。

今日はバス釣りのラインの話。

先日フィッシングマックスで20LBのナイロンラインを購入したのですが、
ソルトコーナーに陳列してあるナイロンラインはバス用と比べてカラーが豊富なことに驚きました。
クリア、イエロー、ブルー、オレンジとありまして、悩んだ挙句オレンジを選びました。

多少バス釣りをしたことのある人間なら、
オレンジってそんな目立つ色にしたら魚から見えちゃうでしょプギャーって思う方が多いでしょう。

まあかくいう私もラインは魚に見えてる論者なのですが、
それはクリア(透明)にしても同じことだと考えています。

これはバス釣りの根本的な部分にも起因してくるのですが、
ほとんどの場合、バスはルアーをエサだと思って食べていないと考えているからです。

まあ、それはさておき……。

ではラインが魚に見えているとして、
ラインが見えていたら、何故魚はルアーを食わなくなるのでしょうか?

ラインが見えていたら、釣られてしまうと思うから?
魚――特にブラックバス――はそんな思考能力ないでしょうし、極端な話、ルアーが何かもわかっていないと思います。

ただ釣られたことによるストレスからルアーを食わなくなることはあると思います。
でもその場合はラインが見えていようが、ルアーだろうが、エサだろうが、食わないものは食わない。

まあ、釣りというものは釣れてない時間の方が釣れてる時間よりも何十倍も長いのが当たり前で、
その釣れてない時間というのはポイントが悪い、ルアーが悪い、色が悪い、と何かしら考えてしまうものです。

基本的には自分との戦いなので、メンタル面は強くする必要があります。
ポイントやルアー選びはまだしも、ラインの色や太さ、ルアーの色など、気になる要素を作っちゃったら負けなわけで。
そんなことを考えてルアーを何度も交換してる暇があったら、その時間ルアーを水につけてた方が魚の釣れる確率は高くなりますし。

まあ基本的に先入観はない方がいいですよね。
その先入観を生んでしまうのは、やはり発言力のある人間(プロなど)が吹聴するのが主な原因ではあったりしますが。

結局、自分の好きなプロが、ラインは透明で細い方が食いがいい、と言えばそれにしちゃうし、実際説得力もあります。
ラインは目立つ色の方が視認性が高くなるからアタリが取りやすい、これも説得力ありますし、
ラインは太い方がラインブレイクが減る、と言われればこれも説得力がある。

と、ひとつのバーナム効果みたいなものではありますけど、
上記のひとつめについては再現性も低いですし、魚に聞かなければわからない部分も多い。
あと水の中は見えないので、見えバスでも狙っていない限り、食いそうになった魚がそっぽを向いたなんて把握しようもないですし。
でも目で視るアタリの取りやすさ、ラインブレイクの悔しさ、は目に見えてわかるものなので。
何を優先すべきかは、少し考えればわかることなのですが、
アングラーの中ではラインは細くて目立たない色の方が良い、というのは常識になってます。

 

で、話を戻しますと、俺が何故オレンジのラインを選んだか。
琵琶湖に通い詰めると、頭が琵琶湖脳になって、とにかくでっかくてアピールの強いルアーの方がいい!ってなっちゃいます。
そして、ブラックバスの視覚というのはオレンジから黄緑あたりが一番見やすいらしいです。

じゃあラインでもアピールしてやればいいんじゃね?

とまあ半分ネタではありますが、実際にそうなったらいいなーっていう希望的観測も含めた理由でした。

 

――閉幕(カーテン・フォール)。