マザーファッカー!!
月曜日に倉敷川、高梁川へ行って参りました。
おかんの実家が岡山県作東町の辺りなので、まずは近くの野池で小バスと戯れてから大移動をして倉敷市へ。
現地に到着すると、まずは近所の釣具屋で情報を収集。
色々と教えてもらったので、何か買って出ようと思ったんですが、9割が委託販売であるせいかあまり良い品物がありません……
塗装が剥げてたり、フックも錆びてたりするのが大半なのに、値段もタックルベリーや他の中古ショップと比べて少し割高。
欲しいもの、と言いますか、買っても良いと思うものを探しても、結局見つからず、自分の中で妥協点を見つけて無理やり買い物した感じでしたw
釣具屋を出るとポイントまではすぐそこなので、公園の駐車場に車を止めて実釣開始です。
倉敷川は水深が深い所でも1mなく、基本的にサイトフィッシングで狙っていくことになります。
とりあえず川を上って行きながら流していきます。
上から見てるとバスやギルはもちろんのこと、鯉や雷魚、ナマズにニゴイなど、色々な魚種がいるのを確認できます。
途中、鯉かなーと思って見てたら、60cmくらいある見えバスがいたりと、魚そのものの姿が見えるので釣れてなくてもモチベ自体が下がることはあまりありませんでした。
信号を渡り、さらに上流へ。
何かやる気のなさそうな40cmあるかないかくらいの見えバスがいたので、フリックシェイクのノーシンカーを投げるも反応なし。
“隠れているつもりのバスは釣れる”の法則が通用しないと思ったのですが、スピニングに変えて4インチグラブのノーシンカーを落としたら一発で食ってきました。
ラインがいまだに野尻湖仕様で2.5plであることもくわえ、足場も高いのであまりスピニングで魚をかけたくなかったんですがこうなってしまっては仕方ない。
地面に寝そべって手を伸ばすとギリギリで届きました><
暑くなってきたので自販機を探しながら公園の方へと戻っていきます。
途中、さっき釣れたのより少しだけ大きそうな”隠れているつもりのバス”を発見し、バイトまで持ち込みましたがフックアップには至らず……
さらに、元船溜りの辺りで50アップと40アップのバスが2体並んでボーっとしていたのを発見したので4インチグラブを投入すると小さい方がはむっはむっとバイト!
お前かい!と内心ツッコミながら、ガッとアワセるやいなや、ラインブレイク……orz
2.5plはやっぱツラい。今年はこれでかなり損してる気がしますわ。
もちろん2.5plだからこそ食ってきた魚なのかもしれませんけどね。特に見えバスは。
そうやって、ちょっとイライラしてる所に地元の中学生くらいのガキが絡んできました。
「全然ダメじゃー」的なこと連呼してるんでおそらく釣れてないのでしょう。
「エサにも全然反応せんのじゃー」
エサの方が釣れると思ってる時点で素人であることは窺い知れます。
まあそのガキ、それだけやったらいいんですけど、自分が釣れてない=周りも釣れてないと思っているのか、俺も釣れてないと勝手に決めつけて話してきます。
釣れないから素人はやるだけ無駄やで、的なニュアンスが遠まわしに窺えます。どう見てもてめーの方が素人だろw
すると今度は話変わって、急に俺のベイトタックルを覗き込み、羨ましそうにベイトタックルが欲しいみなを訴えてきます。
ガキを擁護するわけではありませんが、齟齬が生まれそうなので一応説明を加えておきますが、ガキは別に俺のベイトタックルを遠まわしにくれと言ってるわけではありませんでした。
もちろん、俺のベイトロッドは当時50000円くらいしたものなので(貰いモノですが)、当然、名も知らぬガキに譲ることなんて出来ず、こんな素人のガキでも価値がわかるとはさすがだな、と愛竿への認識を改めようとした所でした。
ガキが、近所の釣具屋でベイトタックルがロッドとリールセットで3000円で売ってた、と話しだしました。
俺は、そこで初めて気付きました。
このガキは俺の持っているテムジンコブラが欲しいタックル知識だけはあるマセたガキではなく、ただなんでも良いからベイトタックルが欲しいただのガキだったのです。
アスファルトに反射した熱が肌をジリジリと焦がす暑さの中、俺は冷ややかな目でそのガキを眺めていました。
(もう、ええから早よどっか行けよ)
と相手するのも疲れかけてきた頃、今度は自分のバス自慢を始めました。
何度も糸を切られた話、デカいバスが暴れて水浸しになった話、などなど。
そして、ガキのトークもいよいよクライマックスへと近づいていきます。
「それでな、うちらはそういうバスのことを――――」
「――暴れバスって呼んどるんじゃ!(キリッ」
そのままやんけwwwwww何か他にないんかいwww
とまあこうして日は暮れていきます。
駐車場へ戻ったあとは高梁川へと移動しましたが、小バスとギルのバイトがあった以外はノーフィッシュでした。
バチャバチャ跳ねてたし良さそうな場所だったんですけどねー。
というわけで岡山釣行記はこれにて終了!