はいぺりよん >> 100ぺりよん >> Color of White

想瑠

「俺達の出番だぁ!! いくぜぇ!!」

瑠那

「よっしゃァー!!!」

アシュリー

「コラコラー!!!」

……。

霧葉

「なんですかさっきの人たちは」

アシュリー

「うん。説明すると色々アレだから忘れよう」

霧葉

「はい」

アシュリー

「いやーーーしっかし……疲れたね!」

霧葉

「そうですね、シャツがもうビショビショですよ。風呂はいってさっぱりしましょう」

アシュリー

「……? きぃちゃんどこいってたの? そうじゃなくて! 
ほら! コラボの件でまじめに紹介したじゃない?」

霧葉

「どこがまじめだというんですか!」

アシュリー

「主にきぃちゃんが不真面目だよ! チョコバー食べてたし!」

霧葉

「ミルキーウェイです」

アシュリー

「うわああまじかああ! あれすっごくすき! 買い置きとかしてある? あとで隠し場所教えて?」

霧葉

「Granpaのブツダンの中です」

アシュリー

「不謹慎だよ!? しかもお爺ちゃん仏教徒じゃないし……ていうか死んでないし!! 家にブツダンなんてないし……」

霧葉

「M16アサルトカービンはあるのに?」

アシュリー

「ぱ、パパの趣味だよぅ……本物じゃなくて、私が組み立てて遊ぶ用のモデルガンだし! ていうか前回もそのネタやったやーん!」

霧葉

「じゃぁ今回は私は出稼ぎに来たヒスパニック系移民の体でやります」

アシュリー

「え?」

霧葉

「えー……こほん……ジャンボ」

アシュリー

「それアフリカや!!」

霧葉

「突っ込みが鋭いですね今日」

アシュリー

「きぃちゃんこそ今日はもうガン攻めしたい日なの?」

霧葉

「姉さんが嫌でないなら……」

アシュリー

「あっ……うん……私は……嫌……じゃ、ない……よ?」

霧葉

「知ってたよ!」

アシュリー

「貴っ様ァアアアッ!!」

霧葉

「ぱーぱーぱぱーぱぱぱーぱぱーぱぱーぱーぱーぱぱぱーぱぱー♪」

アシュリー

「いきなりどうしたの!?」

霧葉

「サンバのメロディです。サンバ・デ・ジャネイロ的な」

アシュリー

「活字じゃわかんないよ! ちょっとお姉ちゃん真剣に心配なんだけど、その……イメージ的に……クールでスタイリッシュって書いてあるけど……それは……」

霧葉

「はははそんなわけないじゃないですか」

アシュリー

「どーん! 本編とキャラが違う! とか言われたりしちゃうんじゃない?」

霧葉

「今日の私はヒスパニック系の出稼ぎ移民って設定ですしね」

アシュリー

「それ続いてたの!?」

霧葉

「この際だから姉さんもはっちゃけちゃいましょうよ!」

アシュリー

「え……え、ええー!? そ、それは魅力的なお誘いだけど……だけどー……えと……だ、大丈夫かな……」

霧葉

「はーいじゃぁ、よーい、スターチス!」←精一杯のギャグ

アシュリー

「え、ええー……」

……。

キキィーー!!!

バキューン!!

アシュリー

「酒だァー!! 酒を持ってこい!!」

霧葉

「あ、姉さんおかえりー。 冷蔵庫にマッコリ入ってますよ」

アシュリー

「おいおい俺は赤ん坊じゃねぇんだぞ!? ママのミルクは飲めねぇな! 他にはねぇのか! もっと刺激的……な……そう、黒人女二人と過ごす夜みてぇな奴ぁよ!」

HAHAHAHAHAHA!!

霧葉

「えーっと……うーん。 あっ……あとポン酢ありますけど?」

アシュリー

「ベェーイビィ!! 冗談キツいぜ! 俺が欲しいのはB・E・E・RであってV・I・N・E・G・A・Rじゃねぇぜ……一文字も合ってねぇし……」

霧葉

「ぷっ……そのテンションでビールですか。 もっと強いのいきましょうよ。

テキーラとか作りましょうか?」

アシュリー

「作れるの?」

霧葉

「大丈夫、メキシコ人、不可能ない。

サボテン、タコス、アミーゴ」

Uhhhhhhhhhh!!

アシュリー

「やりたい放題やりやがってこの子は……」

霧葉

「姉さん姉さん」

アシュリー

「はーい?」

霧葉

「もうちょっとこう、方向性もってやりましょう」

アシュリー

「だってぇえ! きぃちゃんがいつものテンションじゃーん!」

霧葉

「あー……でも……意外と……一人称『俺』な姉さん……良かったですよ。

私……結構なんだろう、グイグイ来られるの、好き……かもです」

アシュリー

「そ、そう? じゃ、じゃぁ今度からグイグイ行った方がいい?」

霧葉

「いや、それはいいです」

アシュリー

「なんだよー!!」

霧葉

「だって、ドキドキしちゃうじゃないですか」

アシュリー

「はぅ……卑怯だよね、そういう……むぅー……えっと、なんていうんだっけ」

霧葉

「フロントフェイスロックですか?」

アシュリー

「すっごい地味なプロレス技来た! もーちょっとアッサリした名前だったとおもう!」

霧葉

「バスターウルフ?」

アシュリー

「Are you ready?」

霧葉

「BusterWolf!!」

アシュリー

「パワーーー」

霧葉

「ゲイザー!!!」

アシュリー

「なんだこれ」

霧葉

「今更なんですけど、今回ほんと好き勝手やってて大丈夫なんですか。

これ実は第三回ですよ」

アシュリー

「ちょっと姉妹共々反省する必要がありそうだね……」

霧葉

「はい」

……。

霧葉

「ということで、方向性を戻しまして」

アシュリー

「一応宣伝とかしとこか……」

霧葉

「さっきも言ったんですけど、

この度、カラホワと『SpriteRecordings』さんとのコラボレーションが決定して、その告知が公開されたんで、こっちも見てやってください」

アシュリー

「はーい! カラホワのノリノリ感(?)を象徴するようなシステムなので、是非是非!」

霧葉

「Check!!」

アシュリー

「it!!」

霧葉

「Out!!!」

アシュリー

「あうとー!!!」

霧葉

「ちょっとタイミングズレましたね」

アシュリー

「むにー……はぅ……ねむいー」

霧葉

「あらあら、疲れちゃいましたか?」

アシュリー

「うん……あと1セクションはっちゃけようかと思ったけど……ちょっと……ねむ……徹夜してたんだよね……」

霧葉

「ほう。珍しいですね。アサルトライフル以外に新しいおもちゃ見つけたんですか?」

アシュリー

「あるよ! ホットウィールとか!」

霧葉

「あ、あの……懐かしいもんでてきましたね……凄いスピードで動くミニカーですよね……。ペッツしかり懐かしいおもちゃ屋かなんかなんですか貴方は」

アシュリー

「でへへ! まぁ、徹夜してたのはミニカー眺めてたわけじゃなくて……

バイト先の店長に頼まれてね! ほら! お魚の形した醤油入れあるじゃん? あれの蓋をしめてた!」

霧葉

「ギャラはでたんですかそれ……」

アシュリー

「え? いやーお金は貰えないよ! 割と楽しかったし!」

霧葉

「そ……そうですか……。

ということで、次回はアシュリーちゃんのバイトについてです」

アシュリー

「う、上手い事続いた……の……か?」

霧葉

「大丈夫ですよ。次回はほんとアシュリーちゃんのバイトについての回ですから」

アシュリー

「なんでそんな推すの!? なんか理由があるわね!?」

霧葉

「それは次回わかります。

あ、っていうか眠いんでしたっけ……」

アシュリー

「う、うん、ねむい……よ?」

霧葉

「そうですか……じゃぁ……よっこらしょっと」

アシュリー

「どうしたの? ソファーに座ったりして……ま、まさか……」

霧葉

「ゲームやります。おやすみなさい」

アシュリー

「ちょっとおおお! 期待したじゃないかーー!!」

霧葉

「にやにや。 ほら、おいで、姉さん」

アシュリー

「あぅ……じゃぁ、えと……えと……お邪魔しま……」

霧葉

「キィーック!」

アシュリー

「ぐわぁーっ!」